ゲームで共感力を育てよう


あいつが悪い奴だったんだ・・・
昨日、子どもたちは、ドラクエ10バージョン3のラストダンジョン前までたどり着きました。
そこで明かされる衝撃のストーリーに、子どもたちは唖然・・・
口をポカーンと開けて、流れるムービーをただただ見つめていました。
考えてみると、子どもたちが信じていた人に裏切られる、という体験は人生で初なのかな。
ドラクエ10を制作してくださっている方々、ウチの子見事に騙されてましたよ!
今日は、ゲームと共感力のお噺。。
ゲームでも涙する
私がゲームで子育てする良さを発信したいと思った1つのきっかけは、
5歳の次男が、ゲームのストーリーで涙していたことにあります。
ドラクエ10バージョン2の、とある子どもたちの町のストーリー
ムービーを見ながら、5歳の子が泣いていました。

どうしたの?

この子、もうパパとママと会えないの。
かなしい。。
たどたどしくも、一生懸命、どうして悲しい気持ちになったのかを説明してくれました。

共感する力が何歳から身につくのかは分かりませんが、
5歳なりに他の人の立場に立って、想像したのだろうと思います。
ドラクエのストーリーはまだ難しいところもあるかなと思っていましたが、
子どもはきちんと考えて、感じているのです。
様々な立場で考えてみよう
一緒にゲームをプレイして、私は子どもたちに質問しまくります。

ねぇ、今どう思った?
この人は、どうしてこんなことしたんだろう?

きっとこの人は、大事な人を助けたいと思ったんだよ。

じゃあ、いくら(5歳)だったら、この時どうする?

ぼくは、やっちゃいけないことだと思う。

え、なんでなんで?
子どもながらの面白い意見もあれば、大人顔負けの鋭い指摘もあって驚くくらい。
昔は、「勇者=いいやつ」「魔物=わるいやつ」としか思っていなかったけど、
最近は、いろんな立場や思いが交錯していて、けっこう考えさせられる。
これって、子どもと哲学を議論する教材にピッタリじゃない。
子どもが自分の意見を言う
という訓練にもお勧めしたいのですよ。
大人になってから、「ドラクエビルダーズ」をやったときに、
ドラクエ1の勇者の苦悩なんて考えたことがなかったから、
衝撃を受けたなぁ。
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