ゲームで主体性を育てよう

我が家がゲーム好きだということは、ご近所にも知れ渡ってしまっています。
保育園でのパパさん友達に会うと、
「いくら君(5歳)は今、何のゲームしてるんですか」なんて聞かれたり。
でね、私からも質問を返すんです。
「○○君は、家でいつも何してるんですか」と。
そうすると、「ん~何してるんだろう。YouTube見てますかね~」とのこと。
私の思うゲームの主体性についてのお噺。
何か面白いことないかな~を求めない
私は、子どものころからゲームっ子であり、テレビっ子でした。
家に帰ったら、とりあえずテレビをつけるのが習慣で、
何か面白い番組ないかな~とチャンネルをぐりぐり、
特にないかな~、でも、もう少しでなんか面白くなりそうかな~
ん~そうでもなかったかな~。他のチャンネルに期待ですな~
あれ、もうこんな時間、ゲームする時間なかったから、夜更かししなきゃ。
と、ホンダラさん顔負けのだらだら人間でした。
で、最近はYouTubeとインスタ。だらだら時間潰すのに最適でしょ。
特にショート動画、1~2時間は軽く潰せますよね~
いや~今日も、1日を隙間なく、塗り潰せた。
ところで、さっき見た動画は何が面白かったんだっけ?
人生は4000週間しかない
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする 単行本(ソフトカバー) – 2014/11/19
グレッグ・マキューン (著), 高橋 璃子 (翻訳)
この手の本をいくつか何冊も読んだ中で、一番ストレートに響いた1冊です。
30年以上生きてきて、私はようやく自分の人生を生きられていないことに気がつきました。
テレビや動画をただ流されているままに見るって、何も考えず楽しいけれど、
自分に残るものが少ない。
もちろん、YouTubeには人生を豊かにする、勉強になる動画もたくさんあります。
だけど、自分が見たいと思ったものだけを見る。
youtubeの「再生履歴」をオフに設定すると、オススメ動画とショート動画が出てこなくなります。見るものは、登録チャンネルと検索だけ。
大人がここまでの決意をもって、ようやく自分の主体性を取り戻せます。
子どもにも、この抗う力を育てさせないと。
このSNS社会は、だらだらするのに適しすぎているのよ。
ゲームにはいつも目的がある
子どもたちがゲームを始める時に、私が必ずする質問

今日は、何しよっか?

ん~と、はがねのつるぎが欲しいから、あの町に向かおう。

え、僕はレベルを上げたいな~

よし、どっちからやるか~
2人で話し合って決めてみ~
フツーの会話ですが、意識せずとも目的を定めて、そのためにチームで議論をしています。
そして、子どもたちなりのルール(じゃんけんで順番を決めることもあれば、相手を説得することもあります。)で、手段を選択します。
やるじゃん、子どもたち。
テレビや動画を見せている時間、これをゲームに代えてみるのもお勧めよ、
というお噺。
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