ゲームで自己肯定感を育てよう


また同じボスを倒してるの?
それって楽しいの?

楽しい~~~
見て見て、このボスやられ方おもしろいの~~

何度も見たけどな~
子どもって、別にタイムアタックに挑戦するでもなく、
何度も同じステージをクリアしてますよね。
なんか目的意識が低めで、良くないことかな~と考えていましたが、
ちょっと止まって考えてみよう、ってお噺。
褒めて育てた方がいいの?
自己肯定感を育てた方がいい、という風潮が流行りだしてから、
親たちは、一生懸命に子どもの褒めるところを探し出します。
かくいう私もその一人で。

あらまー今日は、自分で着替えたの。すごいねーー
え、靴も履けたの。すごいねーー
帽子もかぶれたの。すごいねー
と全身褒められコーディネートが出来上がります。
でも、これって何か違う。
自分で自分を認める力
国内300万部を超える売り上げの大ベストセラー本
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え 単行本(ソフトカバー) – 2013/12/13
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え | 岸見 一郎, 古賀 史健 |本 | 通販 | Amazon
この本に、子どものことを「褒めてはいけない」って言葉が出てきます。
子どもと対等な関係を築く、ということが重視されていますが、
次の褒めポイントを探し続ける親にとっては、なかなかショッキングな言葉。
でも、「褒める育児」を重視しすぎていた自分には刺さる言葉でした。
自己肯定感って、その名のとおり、
自分で、自分を認める力なわけであって。
他人からの称賛を求めるものとは違ったなぁ。
繰り返しクリアすることで自分を確認している?
冒頭にもどって、子どもが何度も同じステージをクリアするって、
実は、自分ができるようになっていることを何度も確かめているのでは?
と思うようになりました。
初めてのステージは、何が出てくるか分からずドキドキするけど、
2回目、3回目とクリアすることで、
自分はここで何が起こるか知っているぞ、という有能感と
そのとおりにクリアができる安心感を得ているのかなと。
それって、自分で自己肯定感を育ててくれているのね。
なんだ、親の出る幕ではなかった。。
ボスをノーダメージクリア
次男(5歳)が現在ハマっている「星のカービィ ディスカバリー」
カービィの中でも、3D操作なので、なかなか子どもには難しそうと思っていたら、
何度も同じボスを倒して、気が付けばノーダメージクリア
見事に回避を使いこなしています。
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